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イケメンの幼馴染、しかも家は隣…!
という、いかにも少女漫画な設定で始まる「私たちには壁がある」。
デザートで連載中には「壁」を壊すべく「壁ドン」の連発で話題になった作品で、やたらと壁ドンシーンが出てくるのが見どころです(笑)。
ベタだけど、ついついキュンとしてしまう幼馴染との恋愛模様…
気になるあらすじとネタバレをご紹介します。
「私たちには壁がある」あらすじ紹介
家が隣同士で、小さい頃から仲良しの幼馴染だった真琴と怜太。
真琴は女子力が超低くって、恋愛が苦手な女子高生。
幼馴染の怜太はイケメンだけど超ナルシストでしかもバカ(笑)、勘違いヤローというなかなか残念なイケメンです。
モテモテになった怜太は地味な真琴をことを避けはじめますが、友達の祐介が「真琴が可愛い」と言うのを聞いてスイッチオン。
彼氏が欲しいと焦る真琴に
「そんなに彼氏が欲しいなら俺が付き合ってやってもいいけど?」
と宣言し、ふたりが付き合うふりをするところから話はスタートします。
怜太はあくまで幼馴染。弟くらいにしか思っていないは真琴は、怜太の告白を完全拒否。
ところが、付き合っているふりをしているうちに、不器用だけど優しいところを見せる怜太のことが少しずつ気になり始める真琴。
幼馴染の関係は崩したくないけれど、怜太のことが気になる…
真琴に気がある(?)祐介の存在が気になりつつも、素直になれない怜太と、怜太が気になり始めているのに、恋人への一歩を踏み出せずにいる真琴。
幼馴染が付き合っても上手くいかない?
それともふたりは幸せになれる?
思うように進まないふたりの関係がどうなっていくのか、ついつい展開が気になってしまう作品です。

幼馴染ってベタな設定なんですが、可愛い絵柄と壁ドン効果で続きが気になっちゃうんですよねー
「私たちには壁がある」ちょっとネタバレ
「私たちには壁がある」は、全7巻で完結済み。
5巻までは怜太と付き合うフリをしたり、祐介と付き合うフリをしたりと、怜太とくっつくんだろうと思いつつもなかなか話が進みませんが、6巻では真琴と怜太が正式に付き合い始めます。
付き合い始めてラブラブのふたり。
学校でも家でもイチャつきっぱなしの真琴と怜太ですが、真琴にはまだまだ心の「壁」があって…
真琴がいつまでも壊せないでいる心の壁とは?
思いは通じ合っているのに、ちゃんと結ばれるところまでなかなか進めないふたりの関係は、一体どんな結末を迎えるの?
結末を知りたい方は、ぜひ最終巻を読んでみてくださいね!
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「私たちには壁がある」わたしの感想
※最終巻のネタバレがあるので、知りたくない方は読まないでください!
幼馴染とか付き合いの長い友達って、いつも近くにいるのが普通で、恋愛対象として相手を意識しなおす機会ってなかなかないんですよね。
最初の方で真琴がずっと言っていた「弟としか思えない」みたいな感じで、仲もいいし、居心地もいいけどもはや家族、みたいな…
真琴がどれだけアプローチされても、怜太を好きだという気持ちに目を向けられずにいたのは、幼馴染だからこそキープできる居心地のよさ、そのかけがえのなさを失いたくなかったっていうのが大きかった。
っていうのは、すごくわかる気がします。

恋愛って多くの場合、結婚っていうゴールにたどりつかない限り、いつかは終わってしまうものですしね…
真琴がそこまで「大事なものを失うくらいなら、最初から何も持たない方がいい」と思うようになってしまったのは、両親の離婚がきっかけなんですが、この感覚ってすごく今っぽいなって感じます。
いい大人たちにとっては、離婚って今やフツーの出来事ですが、それでも子供たちは子供たちなりに淋しさとか孤独感とか、いろいろと感じてることがあって。
それがきっかけで、親のように離婚せず、幸せな家庭を築くんだ! って思える子もいれば、こんな淋しさを味わう可能性があるなら、最初から恋愛なんてしない! って、真琴みたいな考え方をする子もいて…
真琴の場合は、父親の浮気が原因で両親が離婚したと思っていたのが勘違いで、実は父親は離婚した後も母親一筋だった、という事実がわかり、心境の変化が訪れます。

長年の勘違いだけど、こういうことって親も言わないし、子どもからもなかなか聞けないもんだよね…
長い間勘違いしていた両親の関係や、それに対する自分の思いを怜太に全部吐き出した真琴。
怜太はそれを全部受け止めてくれて、真琴を嫌いになることなんてないと断言してくれます。

怜太、序盤はただのバカなイケメンだったのに、最終巻に近づくにつれてどんどん本気のイケメンに成長してる…!
ストーリーに対して真面目に感想を書くとこんな感じなんですが、「私たちには壁がある」で一番注目されたのは、実は壁ドンシーン(笑)。
真琴と怜太が付き合っていない間は、怜太のネタシーンとして連発されますが、物語が進むにつれて、普通にドキドキしたり、キュンとするようなシーンに変わっていくのにも注目です!
ノーマルな壁ドンから、ガラス窓越しのドン、ソファードンから竹ドン(笑)まで、あらゆる場面で壁ドンしまくる怜太(と、たまに祐介)もぜひ見てほしいです。
まとめ
「私たちには壁がある」は、幼馴染のふたりの関係にキュンキュンできるストーリーが魅力
時に笑えて、時にキュンとする壁ドンシーンの連発に注目!
真琴が怜太との関係に踏み出せない理由は? ふたりの関係が最終的にどうなるのかが見どころ
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コメント
[…] 「絶対にときめいてはいけない!」は、昨日ご紹介した「私たちには壁がある」の、築島治先生の最新作。 […]