小嶋ララ子「犬鷲百桃はゆるがない」ネタバレ注意な感想まとめ!

少女漫画

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pixivコミックで連載していた小嶋ララ子先生の「犬鷲百桃はゆるがない」。

コミックス1巻の表紙にある「三度の飯より兄が好き…!!」のキャッチコピーで、思わず手に取ってしまいました。

ARIAで連載していた「星くずドロップ」は、正統派の少女漫画でしたが、今回は、相変わらずほんわかした可愛らしい絵ながらも、中身はフツーとは言いがたい内容のようで…

キュン子
キュン子

ついつい気になり、2巻通して読んじゃったので、ネタバレと感想をまとめてみました

「犬鷲百桃はゆるがない」のあらすじ

※ネタバレあります!注意!

「犬鷲百桃はゆるがない」1巻のネタバレ

表紙に書かれたキャッチコピーの通り、兄が好きすぎる妹、犬鷲百桃(いぬわしもも)が主人公。

両親を亡くした百桃は、千尋と千秋というふたりの兄と3人で暮らしています。

ふたりの兄は生徒会所属。

周囲の生徒の憧れの存在ですが、それは百桃にとっても同じ。

生まれてこのかた、物心ついた頃から百桃は兄が大好き。異常なまでのブラコン娘なんです。

小さなころから病弱だった百桃も、愛らしい外見でか弱いキャラに見られていますが、実はそれは演技!

病弱はすでに克服し、今では大好きな兄たちを監視し、兄に近寄るものを排除するため密かに訓練を積み重ねる、まるで工作員のような女子高生なんです(笑)。

ここまでだと百桃だけがちょっと頭のおかしいキャラなのかと思いきや、実は兄たちも重度のシスコン…

千尋も千秋もお互いに「百桃は渡さない!」とライバル心メラメラ。

百桃だけが兄たちを監視しているのではなく、実は兄たちも百桃を徹底的に監視(笑)。

お互いにGPSを持たせたり、スパイの鳩(笑)で監視したりと、まるでスパイ顔負けの監視合戦を行っています。

そんな兄妹たちの前に突然現れたのが環という謎の男。

「君らが作ったこの歪んだ城を ぶっ壊しに来た」

と、兄たちを監視する百桃の行く手を阻み、いろいろと妨害してきます。

環の出現は百桃だけでなく、千尋と千秋にとっても喜ばしくない出来事ですが、百桃を監視していることが環にバレてしまっているため、排除しようにも手を打つことがなかなか難しい状態。

そんな謎の男、環ですが、実は子どものころに百桃と面識がある様子。

そのことをまったく覚えていない百桃に環は苛立ち、勢いに任せて百桃にキスをしてしまいます。

環のキスに完全にブチギレてしまった百桃は、環の暗殺を計画。

生涯ローンで購入した衛星爆弾(笑)で環の住むアパートを破壊しますが、計画は失敗…

住む家がなくなった環は、百桃たちと一緒に犬鷲家で暮らすことになります。

「犬鷲百桃はゆるがない」2巻のネタバレ

環が住むようになってからの犬鷲家はこれまでの生活から一変。

兄妹の3人で平和に暮らしていた毎日が、環の登場によってだんだんと崩れていくことになります。

部屋に頻繁に侵入を試みる環に、ストレスがどんどんたまっていく百桃。

そんな環の動きに兄たちも気が気ではありません。

環が来たことで部屋を奪われた千秋は、部屋がなくなったことと、長兄の千尋に押さえつけられていることへの不満を感じはじめます。

そんな千秋を見て、環は「千尋は犬鷲家の王、千秋はその臣下だ」と言います。

千秋にとってもその言葉は決して的外れなものではなく、「自分は千尋の代わりのようなものだ」と千秋自身もそう自嘲するのですが、百桃にとっては千尋は千尋、千秋は千秋。

どちらも大切なお兄ちゃんであることに変わりはありませんが、兄たちの間には軋轢が生じ始めます。

そんな中、百桃は環を家から追い出すべく、実家に帰らせようとあの手この手で環の実家を調査します。

睡眠時間を削って調査に取り組む百桃でしたが、それを知らない環は百桃にキスしたことをネタに百桃をゆすり、百桃を泣かせてしまいます。

百桃の涙を見て罪悪感を覚えた環は、百桃の知らないところでオムライスを作り、授業のノートを取り、陰ながら百桃を支えるのでした(笑)。

そしてついに環の実家を突き止めた百桃は、京都にある環の実家まで行き、環の家族に会います。

そこで百桃は、環に対する家族の扱いのひどさに激怒!

自分自身も環にひどいことをしていたと気付いて、反省するのでした。

家族はひどい態度でしたが、お手伝いさんから

環は幸せになるために家を出ていった。

大切な人がいて、その人を幸せにしてあげたいと言っていた。

ということを聞かされる百桃。

ここで百桃は、もしかしたら過去に環に会っていたかもしれないと、過去のことを思い出しはじめます。

「今からあんたに会いに行くから、動かないでまってろ」

と百桃は環に電話をしますが、それを受けて動揺する環。

そして百桃は京都から東京への帰路につきます。

東京駅まで百桃を迎えに行くのは、千秋のいる家を出て、百桃とふたりで暮らそうと考えている千秋でした。

そんな千秋の考えに気付いた千尋も、百桃を迎えにいこうとするのでした。

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「犬鷲百桃はゆるがない」を読んでみた感想

1巻を読んで、その意味不明な設定と世界観にガツンとやられた…と思ったら、2巻は結構真面目な展開でビックリ。

ちょっと頭のイカれたギャグマンガ的なノリで進むのかと思ったら、急に少女漫画の世界に戻ってくるんですよね…

わたしは1巻のハチャメチャな感じが好きだったので、2巻もこのノリで進むのかと思ってたら、何かちょっと肩透かしを食らったような感じです。

1巻は、少女漫画読んで久々に大笑いしたので、何か異色な感じですごくいいなーと思いました。

キュン子
キュン子

鳩と爆弾はぜひ原作で、絵を見てほしいです!

ただしメチャクチャ過ぎるので、ストーリーの流れとか、きちんとした説明がないとイヤ! という人にはあまり向かないかも。

ゆるーく気軽に読んで、メチャクチャ設定に笑える人にはいいと思います。

そんな1巻に続く2巻は、一枚岩だと思っていた犬鷲家の崩壊と、環の背景が判明するという流れで、それぞれの思いが交錯する展開に。

お兄ちゃん大好き! だった百桃も、いつしか環のことが気になり始め…

兄たちの仲違いから独立を試みる千秋と、それを阻止しようとする千尋、そして実家に踏み込まれて同様する環と、登場人物全員に心境の変化が出てくるんですよね。

ストーリー的に、この先どうなるんだろうというのがすごく気になるところで終わるんですが、残念ながら3巻は出ておらず…

pixivでの連載も途中でストップしていて、小嶋ララ子先生も別の雑誌で連載されたりしているので、このまま未完で終わってしまうのではないかと残念な気持ちでいっぱいです。

個人的には環が犬鷲家を翻弄するハチャメチャシーンをもっと見ていたかったので、環の実家訪問とかはもう少し引き延ばしてほしかったかも。

とか何とか言いつつも、小嶋ララ子先生の絵が可愛すぎるので、見ているだけで結構満足しちゃうんですよねー。

キュン子
キュン子

いつかどこかでしっかり完結させてほしい作品です…

まとめ

「犬鷲百桃はゆるがない」は、1巻はぶっ飛んでいるが、2巻からちょっとシリアスになる

小嶋ララ子先生の可愛すぎる絵とストーリー展開のギャップが面白すぎる

「犬鷲百桃はゆるがない」の3巻は未発売。続きが気になる

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