ドラマフルーツ宅配便2話「モモとスイカ」を原作と比較!ネタバレ感想

少女漫画

スポンサーリンク

2019年1月18日放送のドラマ「フルーツ宅配便」第2話。

今回は原作のエピソード、スイカとモモの2つをいい感じにミックスさせたストーリーになっていました。

美貌がウリの夜の世界で、正直微妙なルックスのスイカと、誰が見ても美人のモモ。

そんなふたりが夜の世界で働く理由は、一体どんなものだったのでしょうか。

ドラマ版と原作を比較しつつ、ネタバレ全開でまとめてみました。

ドラマ版「第2話:モモとスイカ」1月18日(金)放送の内容

※注意!ネタバレあります!

30人が在籍する「フルーツ宅配便」の日常

女の子の写真を見ながら、名前当てをして女の子を覚えている咲田。

その横でたこ焼きを食べるミスジとみず子、マサカネ。

「この店って一体、何人ぐらいの人がいるんですか?」

と、ミスジに尋ねる咲田。

「今の在籍数は30ちょっとか」

「増えすぎて、フルーツの名前がネタ切れになってる」

という、ミスジの返答に

「本当にちゃんと、全員いるんですか?」

と聞き返す咲田。

「当たり前だ。ダミー出勤は詐欺行為だからな」

そう。女の子が商品のこの世界では、在籍してないのにいるように見せかけてお客さんを集めるのは詐欺行為なんです。

「僕会ったことない人まだまだいるんですけど」

「たとえば…あれこれ、何ですか?」

「ドラゴンフルーツ!?」

「この人写真もないですよ」

フルーツ宅配便には、ドラゴンフルーツなんていう、珍しい名前の女の子もいるんです(笑)。

「それは超レア嬢だ。めったに出勤しない」

と答えるミスジに、

「俺も会ったことないです」

と口を挟むマサカネ。

レギュラー出勤している女の子もいれば、こんなレア嬢も存在しているんですね。

モモとスイカ登場

そんな話をしている事務所に、モモが出勤。

「咲田、この子誰だ?」

と尋ねるミスジに、

「モモ! モモさんです」

と即答する咲田。

「可愛い子はしっかり覚えるんだねー」

と、みず子に突っ込まれ、

「モモさんって意外だなっていう感じが」

「夜の世界で働いてなさそうな感じが」

と、焦って答えるサキタ。

「何? 他の子は夜の仕事をしてそうって言いたいの?」

「そういうこと言ってんじゃないんですよ僕は」

「(もらったたこ焼きに)マヨネーズかけすぎ…」

と、他愛ないやり取りをしているところに、スイカが登場します。

「こないだ面接受けたものなんですが」

「どうしても働きたいんです。お願いします」

と、やる気満々のスイカ。

「そうか、いつから働けるの?」

とミスジに聞かれ、

「今日から」

と、スイカは即答します。

「今日? そんなに金が必要なのか」

と少し驚くミスジに

「わたし整形したいんです」

「だからお金が必要なんです」

と答えるスイカの言葉を聞いて、反応するモモでした。

ルックスが微妙で、夢見がちなスイカ

「スイカがあいてる、スイカにしよう」

別室にて、契約書にサインをするスイカに、源氏名をつけるミスジ。

「スイカちゃん、仕事の段取りを教えるからちょっと来て」

と、みず子がスイカに声をかけます。

「今の子微妙な顔してたよな」

「何つーかこう、はっきりブスとは言えないようなブスっつうか」

「はっきりブスっつうか」

事務所に戻ってきて、スイカのルックスに厳しいコメントをするミスジ。

それを聞いて咲田は、もうちょっと言い方があるだろうと不服そうです。

「スイカはうちの商品だろ」

「客のためにも客観的な目で見ねえとよ」

「じゃあお前、スイカで抜けるのか」

不服そうな咲田に畳みかけるミスジ。

「抜けるか抜けないかで言ったら、抜けないかもしんないす」

と、正直に答える咲田。

「抜けよ、商品なんだから」

「抜けよって…」

と、めちゃくちゃなことをミスジに言われ、戸惑う咲田なのでした。

場面が変わり、待機部屋で過ごす女の子たち。

「ちらっと聞こえたたけど、整形すんの?」

と、他の女の子から話しかけられ、

「はい。だって美人な方が人生得するじゃないですか」

「だからもっとキレイになって、素敵な人とお付き合いしたいんです」

と、自分の夢を語るスイカ。

「素敵な人ってどういう人?」

と聞かれ、

「お金持ちで、プライベートジェット持ってて、月に連れてってくれるような人」

と、脳内お花畑なスイカに

「すごーい!スイカちゃんならめぐりあえるよー」

「…絶対思ってないでしょ」

と、冷めた反応をする女の子たち。

「わたしも整形してみたい!」

と、突然反応するレモン。

「レモンも? どこ直したいの?」

「目を…」

「二重にしたいの?」

と聞かれ、おでこに手を当て、

「ここにもう1個、目をつけたくて…」

と答えるレモンに

「怖い、コワイコワイコワイコワイ!」

とイチゴが反応します。

「モモさんは整形したいところとかなさそうですね」

とスイカに聞かれたモモは、

「うん。考えたことない」

と静かに答えます。

そこで待機部屋に顔を出したマサカネ。

「モモさん、山口さんから指名です」

と、モモに声をかけます。

出かける準備をするモモの後ろで、

「え、ウソ! 山口って私指名してたのに」

とイラつくミカン。

「乗り換えられた?」

と茶々を入れるイチゴに

「そうなんですか?」

「山口さん3回目ですよ」

と、冷静に切り返すモモ。

「やっぱり可愛いと得ですねー」

と、何も知らないスイカはノンキに反応したのでした。

お客さんにサービスするモモ

場面は変わり、ホテルのお風呂に湯をはるモモ。

「モモちゃん、前のときも思ったんだけどさ」

「何つーかもうちょっと元気よく接客してくれない?」

「せっかく美人さんだしさ、もったいないよ」

「サービス地雷って言われちゃうよ」

「やっぱり元気が一番、ね?」

「どんな職業でも一緒だよ」

お客さんに愛想の悪さを指摘されるモモ。

「…はい」

「おお! じゃあ、今日も元気にいってみよっか? ね」

「今日は2回やるんだよ2回! 頼むよー」

と、ベッドに横たわる客に、モモはサービスを続けます。

家に帰ってお父さんに謝るモモ

仕事が終わり、自宅に戻ったモモ。

「今日も遅かったね」

と声をかける母に、

「何か最近残業多くてさ…」

と答えます。

「ごはん、もうすぐできるから」

と優しく声をかける母に、

「ああ、後で食べる。先、体洗いたい」

と答えるモモ。

「お風呂入るでいいでしょ。何? 体洗いたいって」

と、何も知らない母が反応します。

「…ああ、まあそうだね」

と、自分の言葉をごまかすモモ。

「お風呂入る前にお父さんに線香あげて」

と言われ、モモは仏壇のある部屋に移動します。

仏壇の前に座り、父に線香をあげるモモ。

「お父さん、いつもごめんなさい」

モモは自分がしている仕事のことを、父に謝ります。

モモが働く理由

「モモちゃん? 確か詐欺にあったとか」

事務所でモモについて、みず子に尋ねる咲田。

「前の会社ひどいところだったらしくて…」

ここでモモの回想シーンが始まります。

「三浦さん。ちょっと」

上司から会議室に呼び出されるモモ。

「これ、記入してもらえる?」

「これってクレジットカードじゃ…?」

上司から渡された書類を見て、戸惑うモモ。

「うち、ここのカード会社と提携しててね」

「社員は全員作るのが決まりで。ほら僕も」

「カード作っても、会社で厳重に保管するだけだから、安心して」

と言われ、

「わかりました」

と、上司に言われるがままにサインをするモモ。

「でもカードにサインした後、会社が夜逃げして」

「勝手にローン組まされてたんだって」

「ひっどいっすね、それ」

「勝手にローン組まされてたら、私なら発狂するなー」

みず子の話に憤慨する咲田。

「忘れてた! 咲田さん、これ、ミスジさんが届けてほしいって」

そこで突然マサカネが、赤い紙袋に入った包みを咲田に手渡します。

「ミスジさんが? 何だろう?」

と、袋を開けて中身を見ようとする咲田を必死で止めるマサカネ。

「中、絶対見るなって」

止められて戸惑う咲田。

「あの…ミスジさんってどういう人なんですか?」

と、こわごわと尋ねる咲田に、

「知らない方がいいと思う」

と、みず子は顔を背けます。

ミスジにおつかいを頼まれる咲田

マサカネから受け取った紙袋を持ち、ミスジのいる店に向かう咲田。

「おお、サキタ」

店の奥からミスジに声をかけられ、咲田はミスジに赤い紙袋を渡します。

「中、見た?」

「いやいや、マサカネくんが見ちゃいけないって」

「本当に見なかったんだ?」

と、少し笑うミスジ。

「じゃあ、大ちゃん、これ」

と、ミスジは、横にいた男に袋を手渡します。

「咲田、こいつ誰か知ってる?」

と、突然尋ねられ、しどろもどろになる咲田。

「えーっと、あ、元木さん?」

「そう。ジャイアンツに居た、元木大介」

なぜか元巨人の元木と知り合いのミスジに、咲田は驚きます。

「えー! ミスジさんなんでですか?」

と、尋ねる咲田に、

「ミスジさんには現役の頃からずーっとお世話になってて」

と答える元木。

「たいしたことやってねえよ」

「それよりよ、こいつ、今年コーチに就任するんだよ」

「あ、咲田。お前、プロ野球どこファン?」

とミスジに聞かれ、

「僕はカー…」

と答えようとする咲田の言葉を聞き、表情を変えるミスジと元木。

「え、ジャイアンツファンですけど」

慌てて言い直す咲田に、

「いやいやいや、今カープって」

と、ツッコミを入れる元木。

「咲田、帰った方がいいな」

と、ミスジにも冷静に突っ込まれ、

「そうっすね。そうします」

と答え、帰ろうとする咲田でしたが、何かを思い出したように、ミスジに声をかけます。

「あ、そうだ、ミスジさんすみません」

「あの、モモさんのことなんですけど…」

「何か騙されて、借金抱えてるっていうのは本当ですか?」

モモの過去について尋ねる咲田に、厳しい表情を浮かべるミスジ。

「前に言ったよな」

「働いてる子たちのプライベートには首突っ込むなって」

「…帰れ」

とりつくしまもなく、咲田は引き下がります。

「元木…クセ者…」

と、不服げに呟き店を出た咲田に、えみからの着信が入ります。

サキタ、同級生との再会

えみに呼び出され、居酒屋に向かう咲田。

突然呼び出してごめんね、と声をかけるえみに、

「むしろ俺の方も飲みたい気分だったし」

と、咲田が答えます。

そこで同級生の小田が登場。

3人で再会を祝う乾杯をした後、

「今日コピー機3台売りさばいた俺は泣いていい!」

と、飲みながら涙ぐむ小田ちん。

どうやら小田は営業マンとして働いているようです。

「えみ介護の仕事しててさ」

「めちゃめちゃキツいのに文句ひとつ言わないで」

「愚痴ばっか言ってる俺よりずっとすごい」

と、介護の仕事で働くえみをほめちぎる小田。

「で、咲田は? どんな仕事してんの?」

と、小田に聞かれ

「俺は、知り合いの仕事手伝ってる」

と答える咲田。

どんな仕事をしているのかを突っ込まれて、

「…フルーツの、配達」

と答えます。

「フルーツの配達してんの? へー」

と、納得する小田に、ほっと胸を撫でおろす咲田でした。

スイカと咲田

場面が変わり、スイカを送迎中の咲田。

「まあ、嘘ではないか…」

と、小田に伝えた話を振り返っていたところ、

「あの、咲田さん…」

「あたし、目と鼻と口、整形しようと思ってるんですけど」

「あとどこ直せばいいと思います?」

と、突然話しかけてくるスイカ。

「へ?」

「やっぱり、輪郭も削ったほうがいいですよねー」

と、咲田を無視して話を続けるスイカに

「あの…どうして整形したいの?」

と、咲田は尋ねます。

「だって、ちょっと目大きくしただけで、女の人生って全然変わるんですよ!」

「幸せになりたいじゃないですか」

と、答えるスイカに、

「そっか…」

「でも、俺は今のままでも可愛いと思うよ」

と、返事をする咲田。

「え? 本当ですか?」

と、喜ぶスイカに、

「うん。本当本当」

「俺はスイカちゃんの顔、好きだけどな」

と答える咲田。

「へえ…そう…」

と、スイカは咲田の方に身を寄せ、まんざらでもなさそうです。

スイカの整形を止めて叱られる咲田

「じゃあ整形しないでいいって言ったの?」

事務所に戻った咲田は、みず子からこっぴどくしかられます(笑)。

「いや…やっぱり親からもらった顔いじるのって」

「よくないと思うんですよね、僕」

持論を展開する咲田に対して

「何でだよ! 店のためにもバンバンやってもらった方がいいだろうよ」

と答えるミスジ。

「店のため?」

と、問いかける咲田に

「整形するとキレイになるでしょ」

「キレイになると指名が増えるでしょ」

「指名が増えるとお金が入るでしょ」

「お金があるともっと整形したくなるでしょ」

「だからもっと出勤したくなるでしょ」

「おかげで店は、儲かる」

と、みず子が答えます。

「これは夜の仕事永久機関の法則と言われている」

と、自慢げに言うミスジ。

そこへスイカが出勤してきます。

「咲田さん、クッキー焼いたんで、どうぞ」

と、咲田にクッキーを渡すゴキゲンなスイカ。

「咲田さんのおかげで自信もって接客できました」

「だからお礼に」

箱の中には、LOVEと書かれたハート形のクッキーとスイカのクッキーが入っています。

ミスジやマサカネが手を出そうとすると、

「これ咲田さんの分なんで」

「今度皆さんの分も焼いてきますから」

と言い残し、スイカは待機部屋に向かいます。

「咲田くーん、この業界、店の女の子との恋愛はご法度だから」

「咲田くんの前にいた人、手出してミスジさんに半殺しにされたから」

咲田に好意を寄せるスイカの様子を見て、みず子が咲田に忠告します。

「あの人、ちゃんと目見えるようになったかなー?」

と、とぼけたように呟くマサカネに怯える咲田。

「僕、絶対そういうことしませんから」

と、咲田はミスジに訴えます。

「ただ、色管理をするなら話は別だ」

「自分とこの女の子をスタッフに惚れさせて、やめさせないようにする管理方法だ」

「これができれば相当立派な店長だ」

と答えるミスジに、咲田は困惑します…

モモと咲田

モモを送迎中の咲田。

「スイカちゃん、完全に咲田さんのこと好きみたい」

と、咲田をからかうモモ。

「ちょっと、何てこと言うの」

「やめてよ、ミスジさんに殺されちゃうよ」

と、慌てる咲田の様子に、モモが小さく笑います。

「咲田さん、地元ですよね?」

「ここらへんで美味しいお店知りません?」

と咲田に尋ねるモモに、

「ん? デートとか?」

と返す咲田。

「母にごちそうしようと思って」

モモが過去を語り始めます。

「まあ、母って言っても里親なんですけどね」

「私もともと親がいなくて、中学生のとき、今の里親に引き取られたんです」

「でも2年前にお父さん死んで、お母さんひとりになって」

「それまで全然親孝行とかしてなかったんで、すごい後悔して…」

「だから母にはちゃんとしようと思って」

「…そっか、偉いねえ」

母に対するモモの思いを聞き、咲田は感心します。

「咲田さん、わたしが働いてる理由って…」

と、働く理由を切りだすモモ。

「うん、聞いた。詐欺にあっちゃったんでしょ」

と、咲田は答えます。

「そのこと、母、知らないんです」

と答えるモモに「どうして?」と尋ねる咲田。

「言えませんよ、血が繋がってないのに、本当の娘みたいに大事に育ててもらったんですもん」

「だから母にばれずに借金返すなら、この仕事しかなくて」

「そっかー…」

モモの事情を知り、咲田は黙り込んでしまいます。

「咲田さん、おいしい店教えてください」

沈黙の後、モモは気丈に話を戻します。

「うん。もうきったない店だけど大丈夫?」

「大丈夫!」

と答えるモモに、咲田は行きつけの「まつばら」を紹介します。

スポンサーリンク

「まつばら」でモモと遭遇してしまう咲田

お昼を食べに「まつばら」へやってきた咲田。

暖簾をくぐると、そこには何とモモと母親が座っていました。

モモと一瞬目が合うも、咲田は知らないふりをして、店の奥へと向かいます。

「どれもおいしいわ、このお店」

と、嬉しそうに料理を食べるモモの母。

「会社の人に教えてもらったの、安くておいしいって」

と答えるモモに、母は会社のことを尋ねます。

「そう。会社の人はやさしい?」

「うん。みんないい人ばっかり」

「安心した」

「今はこれくらいしかできないけど」

「もっともっと仕事頑張って、いっぱいお母さんに恩返ししないと」

と言うモモに「やだもう! 泣かせないで」と、母は喜びます。

「でもあたしのことより、自分のことを考えなさい」

「あなたが子供の頃、少し特別だったから」

「だから地道に働いて、好きな人ができたら」

「その人と家庭を築いて、普通の幸せをつかんでほしいの」

と言う母に「普通の幸せ?」と問いかけるモモ。

その瞬間、モモと母が座るテーブルの横に、客が通りかかります。

「あ。あれ? モモちゃん?」

「何だよー、ほら言ったでしょ」

「そんな辛気臭い顔しちゃダメだって!」

「美人さんなんだから、ハッピーに、明るくいかないと、ねー」

「おじさん、また指名しちゃうから、はははは!」

「あー、どうも、お邪魔しました」

言いたいことだけ言って去っていく客。

「ほら、話したろ? フルーツのお気に入りだよ」

と、同僚に話しているのが聞こえてきます。

「どちらさま?」

と尋ねる母に、

「会社の取引先の人」

とモモは答えます。

「指名って、何?」

と、凍り付いた表情でモモに尋ねる母。

「指名って…」

ごまかしきれずに黙ってしまうモモの前で、

「ここ、本当おいしい…」

「お父さん、絶対やきもち焼いてるよ」

「あたしだけこんな、ごちそうしてもらって…」

と、母は手を震わせ、必死にごはんを食べ始めます。

「今度はもっといいところ、連れてくから」

と声をかけるモモに、

「いいの、ここで十分」

「お母さん、本当幸せ」

と答え、何も聞かず、モモの親孝行に感謝する母。

そのやり取りの一部始終を聞いて、呆然とする咲田でした。

モモとスイカの衝突

事務所でモモの話をする咲田。

「その客デリカシーないわー、出禁にしてやる!」

と憤慨するみず子。

「モモ大丈夫か?」

「今日出勤なのに珍しく遅れてる」

と珍しく心配そうなミスジ。

「もしかしたらやめちゃうかもしれません…」

と、咲田も不安そうです。

そこにモモが、いつもと変わらぬ様子で出勤してきました。

「咲田さん、教えてもらった中華屋さん、すごくおいしかったです」

「母も喜んでて、いい恩返しができました」

「そっか、じゃあよかった」

「じゃあ、今日もよろしくお願いします」

そこへ泣きながらスイカが入ってきます。

「スイカちゃん、どしたの?」

と尋ねる咲田に、

「お客さんに、ひどいこと言われて…」

「よく1万ぐらいで知らない男に触られまくって平気だなって」

「親の顔浮かばないのかって」

「お前みたいなブスだからな、こっちが金もらいたいって」

「もう無理! あんなひどいこと言われるなら続けられません」

と、待機部屋で泣き崩れるスイカ。

「ねえ、他で泣いてくれない?」

泣いているスイカに対して、モモが言います。

「ここにいるみんな、それよりひどいこと、何度も言われてるから」

「だけどみんな、必死にこらえて仕事してるの」

「それくらいのことで泣かないでよ」

「やめたければやめれば?」

「整形代欲しさで働いてただけなんだし」

厳しいモモの言葉に、苛立ちを募らせるスイカ。

「モモさんに私の気持ちなんてわかんない」

「もう無理!」

「ずっと、ブス、ブスって言われて生きてきて」

「どれだけ苦しんでたかわかんないでしょ」

「キレイになろうとして何が悪いの」

「変わりたいって思っちゃダメなの?」

と、スイカはモモに食ってかかります。

「そんなこと言ってない」

と言い返すモモに、

「モモさんみたいに恵まれてる人には一生わかんないから!」

と、モモにつかみかかろうとするスイカ。

「おい! やめろやめろ、モモさんだって…」

と、咲田が止めに入ります。

「咲田くん! 話すだけムダよ」

と、待機部屋から声をかけるミカン。

「え?」

戸惑う咲田に、女の子が次々に声を上げます。

「わかりあえるわけないよ、みんな違うんだもん」

「そう、人はそれぞれです」

それを聞いて「…もういいです」と事務所を飛び出すスイカ。

「スイカちゃん…スイカちゃん!」

と、スイカを追いかけようとする咲田に、

「咲田、ほっとけ」

とミスジは言い放ちます。

スイカに謝ってほしいと咲田に頼むモモ

場面は変わり、モモの送迎をしている咲田。

「恵まれてるなんて思ったこと、一度もない」

「何でこんな境遇で生まれてきたんだろうって、ずっと思ってました」

「だからつい、あんなこと…」

「もしスイカちゃんにあったら、謝っておいてください」

と、自分の言動を反省するモモに、咲田はうなずきます。

「ここにいる30人、みんなそれぞれに働く理由があるんでしょうね…」

と、神妙な顔で咲田はつぶやくのでした。

咲田、偶然スイカと遭遇する

スーパーで買い出しをする咲田の横を、スイカが偶然、自転車で通りかかります。

「咲田さん!」

「ああ、スイカちゃん!」

「すみません、急にやめちゃって」

辞めたことを謝るスイカ。

「ああ…でも、あの、しょうがないと言うか」

「まあ、合わなかったと言うか」

と答える咲田に、スイカは笑顔で

「だから今、こういう店で働いてまーす!」

と名刺を渡します。

渡された名刺には「覆面×× ムチャリブレ トペコンひろ子」と書かれていました。

「覆面…」と絶句する咲田。

「女の子が覆面かぶって、お客さんにサービスするんです」

「私ブスだけど、無駄にボディがいいじゃないですか」

「今あっというまにナンバーワンです」

「ここで稼いだら整形して、絶対キレイになりますから」

「じゃあ!」

と、去ろうとするスイカに、咲田が声をかけます。

「あ、あの、モモちゃんが、ごめんねって!」

答えるかわりに手を上げてベルを鳴らし、スイカは颯爽と去っていくのでした。

夜の世界で働くえみ

一件落着したフルーツ宅配便から場面は変わり、えみがホテルで夜の仕事をしています。

「80分の我慢、80分の我慢」

「ガマン、ガマン…」

シャワールームで鏡に向かって自分に言い聞かせるえみ。

「もうマヤちゃん、シャワー長いぞ!」

痺れを切らした客がえみに声をかけます。

「ごめんなさーい」

「じゃあ、罰として、濃厚サービス、おねがいしまーす」

客の元に戻り、甘えた声で謝るえみに、濃厚サービスをリクエストする客。

「もー、しょうがないなー」

と、サービスを始めるえみ。

そして、第3話に続きます…

原作「Fruit.2:スイカ」「Fruit.17:モモ」の内容とドラマ版との比較

今回、ドラマの第2話はふたつのエピソードを合体させた内容になっていました。

原作の「Fruit.2:スイカ」「Fruit.17:モモ」のエピソードと、ドラマ版を比較してみます。

コミックス版「Fruit.2:スイカ」の内容

原作では、スイカは友達のキウイちゃんと一緒に入店します。

送迎中に「そんなことないよ。俺スイカちゃんの顔好きだよ」と言うところや、サキタに惚れてクッキーを持ってくるところ、サキタがミスジに色管理の話をされるところのエピソードは原作とほぼ同じ。

原作では、仕事で稼いだお金でスイカはすぐに目を整形して、サキタのところへやってきます。

事務所で告白するスイカに「色管理って知ってる?」とサキタは問いかけ、色管理での付き合いでも平気なのかとスイカに尋ねます。

サキタの言葉に対して「あたしは平気です。でも…サキタさんが無理ですよね」と、失恋したことをあっさりと認めるスイカ。

「あたし、でも、整形してよかったです」

「整形しなきゃ自分から告白なんかできなかったと思うし」

と、ちょっといい展開になったところで、スイカの友達、キウイも整形して事務所に登場。

目を二重にしてほっぺにヒアルロン酸を入れたキウイの整形はぶっちゃけ、微妙…

そしてみんなで大爆笑、という、ゆるい感じのお笑いエピソードになっています。

コミックス版「Fruit.17:モモ」の内容

モモのエピソードは原作とほぼ同じですが、原作のモモは独り暮らしで、母と同居はしていません。

久々に会うお母さんに親孝行をしてあげたいと、「まつばら」で食事をするモモと母の前で、デリカシーのない言葉を吐いて立ち去る客。

一瞬うろたえながらも、何事もなかったように過ごそうとする母の前で、こらえきれなくなったモモは涙を流し「今だけ、泣かせて…」と呟いて終わる、という結末になっています。

話の展開はドラマも原作もそう変わりないのですが、マンガのモモの方がメンタル弱め、と言うか、ドラマ版の成海璃子モモが割と強気でしっかりしてるという感じです。

エピソードとしては、原作で読む方がキツい話だと思います。

モモとスイカのエピソード、わたしの感想

これはもう一言で言うと「ドラマ版、グッジョブ!」って感じの回でした。

キュン子
キュン子

原作のそれぞれのエピソードもいいんですが、ドラマの方がモモとスイカ、それぞれが抱えているしんどさ、辛さがグッと伝わってくるんですよねー

原作はあまり深くは突っ込まない、淡々とした人物描写が魅力ですが、ドラマ版はドラマ版としての良さがしっかりと立っている感じがします。

あと、ドラマ版のエピソードのミックス具合が絶妙!

原作ではまったく別の話になっているものを、美人とブスという対比で上手につなげてひとつにしている、話の展開のさせかたがすごく自然で、モモとスイカそれぞれに見せ場が用意されていて、どちらの女優さんも熱演で…

キュン子
キュン子

もはやまったく別物として楽しめる、ひとつの作品になってます

本橋えみみたいに、どんな展開になるのかさっぱり読めないオリジナルキャラクターもいて、ドラマ版の大筋では、どんな風にストーリーが進んでいくのかも気になるところです。

唯一意味不明だったのが、元木が登場するシーン(笑)。

なぜわざわざ元木が登場するのか、そして巨人のコーチ就任をここで発表するのか…

キュン子
キュン子

何かいろいろ絡みがあるんでしょうかねー?

微妙な笑いが生まれるシーンもちょいちょい挟みつつ、全体的にはいい話、という感じのようで、次回の放送も楽しみです!

まとめ

ドラマ「フルーツ宅配便」第2話ではドラマ版オリジナルのエピソードが数多く盛り込まれていた

オリジナルキャラの本橋えみの展開がなかなか進まないので気になる

原作とドラマを一緒に見ると、ドラマがかなり楽しめる

スポンサーリンク

コメント