ネタバレ感想あり!猫目トーチカ「赤豹のサンクチュアリ」の結末は?

少女漫画

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「赤豹のサンクチュアリ」は、森博嗣の小説「四季」のコミカライズで注目された、猫目トーチカ先生のオリジナル作品。

ITANで連載されていた作品です。

現在は講談社コミックプラスで「恋愛ごっこ小夜曲」を描かれている猫目トーチカ先生は、ファンタジックなテイストの絵柄でファンの心をつかんでいます。

 

キュン子
キュン子

もう、この絵がね…素晴らしいんですよ!

今回は、赤豹のサンクチュアリのあらすじと結末、わたしの感想をご紹介します。

赤豹のサンクチュアリの結末が気になっている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ネタバレ注意!赤豹のサンクチュアリのあらすじ

※ネタバレあります! 結末を知りたくない方は読まないで!

「赤豹のサンクチュアリ」1巻のストーリー

赤豹の言い伝え

赤い花模様の斑点を持つ山の守り神、赤豹。

赤豹の骨と肉は、食べると不死の力を得ると言われています。

かつて不治の病が流行った頃、人間たちは赤豹を狩り、その骨と肉で薬を作りました。

赤豹の薬のおかげで病気はたちまち治りましたが、その薬を飲んだ者の肌には赤い豹柄の斑点が現れ、最後には全員死んでしまったのです…

赤豹の山で遭難し、律と出会う高遠

生物生態学を研究している主人公、高遠は、その言い伝えが伝わる山に住む動物の調査を地主から頼まれますが、山中で遭難。

山の中で謎の女性、律と出会います。

山の中には律が管理を任されている古い洋館がありました。

地主から赤豹の呪いについて調査を頼まれていると話す高遠に、あまり深入りしない方がいいと律が忠告します。

その忠告を知りながらも、赤豹についての資料がたくさん置かれている洋館の中を探索してしまう高遠。

ある部屋で、赤豹の剥製を発見してしまいます。

そこに現れた律から、赤豹の伝承は実話であることを知らされる高遠。

「赤豹を守るために、あなたを犠牲にします」

と律に告げられ、律と関係を持ってしまいます…

佐山とともに再び山へ向かう高遠

目を覚ました高遠は、森の中で倒れているところを発見されます。

律に招かれた洋館は、影も形もありませんでした。

律との出来事が夢でなかったと確かめたい高遠は、赤豹の調査にのめり込み、大学へも姿を見せなくなってしまいます。

そんな高遠が偶然大学にいたところ、都市伝説マニアの佐山に声をかけられ、佐山は高遠と赤豹を追い、山へ入ることに。

赤豹を発見する佐山と高遠の前に、律が姿を現します。

律は高遠にシーツをかぶせ、洋館へと連れていきます。

律との再会を喜ぶ高遠ですが、律からは拒否され、二度と山に来るなと言われてしまいます。

突然姿を消してしまった高遠を探す佐山の前に、戻ってきた高遠と律。

律は佐山にも山へ来るなと言いますが、佐山の顔を見て涙をこぼします。

姿を消した律のあとには、万年筆が残されていました。

赤豹の病気にかかる佐山

赤豹に襲われ、傷を負った佐山の肌に赤い豹柄の斑点が現れます。

赤豹の呪いで命を奪われるのではないかと怯える佐山。

この世のものではないものを目にしてしまった高遠と佐山は、手元に残された万年筆からヒントを得て、律のいる洋館から薬を持って帰って来れるんじゃないかと考えます。

だったら律も、現実の世界に連れて来ることができるのではと思う高遠は、律に会いたい一心で、再び山へ向かいます。

律との再会

警告を無視して山に入った高遠を出迎える律と赤豹。

律は高遠にお願いがあると伝えます。

赤豹の呪いは、自分の過去に答えがあると高遠に伝える律。

一緒に過去を見に行ってほしいと、律は高遠に頼みます。

「赤豹のサンクチュアリ」2巻のストーリー

律の過去~赤豹憑きの家

2巻は律の子供時代の記憶から始まります。

律の家、宮市家は、代々「赤豹憑き」だと噂され、村の人からは嫌われていました。

宮市家を村から追放しようと、律をとらえて殺そうとする村人たち。

律に刃が向けられた瞬間、赤豹が現れ、村人たちを次から次へと襲います。

赤豹に命を救われた律を見つけた父はこれ以上村にいられないことを悟り、律と一緒に村を出たのです。

律の過去~仁吉との再会

成長し、父が亡くなった後、少尉の家でお世話になっていた律は、村にいたころ親しくしていた仁吉と再会します。

仁吉と見合いをすることになる律でしたが、村にいたころのことを思い出し、自分といると仁吉が不幸になる、と縁談を断ります。

それでも仁吉のことを心の中で慕っていた律。

呪われたって構わないと仁吉に伝えられ、律と仁吉は結ばれます。

律の過去~仁吉との幸せな暮らし

かつて村があった場所に建つ洋館で、幸せに暮らす仁吉と律。

ある日偶然、律は再び赤豹を見つけてしまいます。

家に赤豹を連れ帰った律は、赤豹の呪いと病気の話、赤豹を食べると病気が治るという言い伝えを仁吉に話します。

その話に興味を持ち、赤豹が薬になるのではと考えた仁吉。

密かに研究を行い、飼っていた赤豹の爪から作った薬で病気が治ることを発見してしまいます。

軍から赤豹の薬について研究するよう命令を受ける仁吉でしたが、飼っている赤豹に手をかけることはできず、赤豹は逃げてしまったと伝えます。

ところが薬を開発したい軍は、赤豹を狩ることで懸賞金を出すとお触れを出し、赤豹狩りが始まってしまいます。

赤豹狩りの責任者が自分であることを律に伝える仁吉。

時を同じくして、律が妊娠していることがわかります。

律の過去~赤豹病を発症する律

軍の研究は進み、赤豹の薬は世間に出回り始めたころ、赤豹の薬の副作用で肌に赤い豹柄のあざができると大騒ぎになります。

その後研究は中止になり、安堵する仁吉と律でしたが、何と、律の顔に赤いあざが出ているのを仁吉は見つけてしまいます…

「赤豹のサンクチュアリ」3巻のストーリー

律の過去~赤豹病の発覚

身重の律に赤豹の薬を投薬し続ける仁吉。

ある日律は、赤豹病のことと、自分が赤豹病にかかっていることを知ってしまいます。

赤豹病は薬で症状を抑えられること、そしてその薬は、赤豹を痛めつけることで薬効を上げているものであること…

赤豹を傷つけることに抵抗する律と、このままでは律が死んでしまうと伝える仁吉は言い争いになります。

赤豹病では普通に赤ちゃんを産むことができないため、陣痛が始まる前にお腹の子を手術で取り出すと律に伝える仁吉。

子堕ろしをするのかと尋ねる律に、きみを助けたいと仁吉は必死に伝えます。

律の過去~赤豹の言い伝えの真実

無事に手術を終えた律は、研究施設の中で眠っていました。

その時、研究施設から火の手があがります。

危険な研究を闇に葬り去ろうとした軍が研究施設に火を放ったのです。

研究に関わった仁吉も殺されてしまいます。

そんな中、命からがら研究所から逃げ出した律。

その目の前に、飼っていた赤豹が現れます。

「赤ちゃんに会いたかった…」と、赤豹に呟き、意識を失う律の腕を食いちぎる赤豹。

「赤豹を食らえば」不死になる、という言い伝えは、実は「赤豹に食らわれれば」不死になる、だったのです。

律の過去~仁吉との幸せな暮らし

不死の身になった律は、再び研究施設に戻ります。

燃えておらず、元の姿のままですが、誰もいない研究施設に入る律。

赤豹の怒りで全部なくなってしまったと呟きます。

こうして律は、研究施設だった洋館を管理し、守ることになったのです。

高遠と結ばれる律

過去を思い出した律は、再び高遠と結ばれます。

仁吉にそっくりな高遠に、律は仁吉の姿を重ねていました。

高遠と一緒なら、赤豹と洋館と守っていけると伝える律。

そうしたいと思う高遠でしたが、佐山に薬を届けなければいけないことを思い出すのです。

でも、二人でいられるなら他のことはどうでもいいと言う高遠。

そんな高遠に、佐山を助けてあげてほしいと律が懇願します。

律と佐山の関係を知る高遠

律の願いを受けて、佐山のいる世界に戻る高遠。

佐山の実家で偶然家系図を見つけた高遠は、佐山が律の子孫であることを知ります。

堕ろされてしまったはずの律の子供は、実は帝王切開でちゃんと生まれていたのです。

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赤豹のサンクチュアリの結末(ネタバレ)

赤豹は、律の子供が生き延びていたこと、子孫を残していることを律に伝えるために、律と一緒にいたのでした。

場面が変わり、夢の中で山の中にいる佐山。

佐山の前に姿を現す律は、

「あなた、いま、幸せ?」

と尋ねます。

「それなりには…」

と答える佐山に

「…あのひとの言ったとおり、やっぱり、呪いなんてなかったのね」

「よかった…」

と言い残し、律は姿を消します。

目を覚ました佐山の腕からは、赤い豹柄のあざは消えていました。

そんな中、高遠はもう一度、律に会うために山へと向かっていました。

建物も、場所も、律の不死も、すべて赤豹が作り出していた幻でした。

過去を知り、赤豹が去った後の律ももうすぐ消えてしまいます。

名残惜しさを感じながらも「もう行きます」と律に伝え、その場を去ろうとする高遠。

それに笑顔で応えた律は、姿を消してしまいます。

律の世界から持ってきてしまった万年筆を山に残して、高遠は山を下りるのでした。

赤豹のサンクチュアリ、わたしの感想

普段あんまり読まないテイストの作品だったのですが、Renta!のトップに表紙が出ていて、好みの作品だったので読んでみました。

冒頭の赤豹の言い伝えから、それにのめり込んでいく高遠。

物語にぐいぐい引き込まれていく感覚で最後まで一気に読んでしまいました。
 

キュン子
キュン子

偶然いい作品に巡り合えるのが、電子書籍の良さかも…

ストーリー紹介で絵が見せられないのが残念なんですが、仁吉と高遠がソックリなんですよ、本当に。

律は高遠に仁吉の姿を重ねていたわけですが、それすらも受け入れてしまうくらいに律のことを想っていた高遠の男気に惚れた! って感じでした。

 

キュン子
キュン子

こういうところは、男の人の方がピュアなのかもね

ストーリー自体はハッピーとも何とも言えない終わり方なんですが、律の子供が生きていたこと、仁吉の身代わりだったとしても、高遠と律が結ばれたことはある意味ハッピーだったのかなと思います。

全編を通して怖い感じで描かれている赤豹ですが、小さいころの赤豹は意外と可愛い(笑)。

律と仁吉に飼われていた赤豹は「オイモちゃん」と名付けられ、お芋が大好物だったりと、何だか猫のような犬のような、可愛らしいところもあるのでそこもチェックしてほしいです。

律が生きていたのが大正時代という設定なので、大正ロマン的なものが好きな方や、ファンタジックなストーリーが好きな方には自信を持っておすすめできる作品です。

キュン子
キュン子

猫目トーチカ先生の絵柄がドンズバな方もぜひ!

まとめ

赤豹のサンクチュアリの結末は、佐山の病気が治り、赤豹の呪いが解けた律は消えてしまう

赤豹の言い伝えは「食べれば不死になる」ではなく「食べられると不死になる」だった

印象的なキャラクターと幻想的なストーリーにぐいぐい引き込まれる作品

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